初めての飲食体験

私の初めて飲食体験は20歳になった年に、地元の友達と近くのチェーン飲食店に行ったときです。せっかくなら初めての飲み会は地元の友達としよう!という思いで集まりました。そのときに初めてビールを飲みましたが、なぜ大人はこんなに苦い飲み物をおいしそうに飲むのだろうかとお酒の楽しさはあまりわかりませんでした。ただ大学生のノリで勢いに任せてお酒を飲み、後半は眠気と吐き気と戦いながら、体を引きずるように家に帰った記憶があります。もちろん、翌朝は二日酔いで頭痛になり、1日中横たわって過ごし、飲食店の社会的な意義を疑うというのが私の初めての飲食体験でした。

飲み会は試練だった

そこから20歳前半飲食体験は、サークルの打ち上げや、入社の時の懇親会、会社の決起集会、忘年会、新年会など特別な行事が中心でした。しかもお酒の場を楽しむというよりは、大学生のノリの暴飲暴食(※暴飲が8割)や、サラリーマンあるあるの『俺の酒が飲めへんのか?』、お酒の量が多く飲めた方がマウント取るような飲食の場が多く、飲食体験を楽しむという場ではなく、飲み会=乗り越えて強くなる試練のようなものでした。

飲食店は楽しい!

26歳のときに小売店にクレジットカード端末を販売する会社に転職し、広島県を担当していました。飲食店が取引先になることが多く、最初はお付き合い程度で、仕事終わりに飲みに行く機会が増えました。基本1人で行くのですが、今までの飲む量を競ったり、誰かのペースに合わせたりすることがなく落ち着いて飲む体験をしました。そして初めて飲食店でカウンター越しにオーナーさんと会話をしたり、料理のこだわりを聞いたり、常連の方とお話ができました。その飲食体験を通じて感じたことは、『飲食店楽しい!』でした。そしてそこから飲食店の魅力に気づきどっぷりとはまっていきました。

飲食店の魅力を伝えるためにSNSを活用する

その体験通じて、広島にはどんな飲食店があるのかもっと知りたくなり、週末は評判の良い飲食店をリサーチして、食べに行く生活スタイルに変わりました。そして、実際に行って美味しかった飲食店を発信していこうと思い、Instagramで『hiroshima.street』(※広島ストリート)というアカウント作成し、投稿を始めました。フォロワー数は100人いけたらいいなという程度でしたが、思ったよりも需要があり、1カ月ほどで1,000人を突破し、そこから広島の飲食文化、飲食店の魅力のおかげで現在では1万人以上の方にフォローしていただけるようになりました。そして2021年4月22日に広島市内の厳選飲食店の紹介に特化しようと『広島グルメ 酒と飯』に名前を変えて活動をしています。

『広島グルメ 酒と飯』が目指すビジョン

広島グルメ 酒と飯を通じて、実現したいことは3つあります。
①リーズナブルな価格で高い飲食体験を求める人たちとリーズナブルな価格で高い飲食体験を提供するお店とのマッチングを行う。
②知識は調味料をスローガンに掲げ、飲食体験の質が上がる情報を発信し、飲食体験者の飲食体験向上に繋げる。
③集客率No.1、満足度No.1のWEBメディアを目指し、飲食ラバーの皆様と飲食店に貢献する。


素敵な飲食体験を1つでも多く皆様にお届けし、多くの方々に飲食体験の素晴らしさを知っていただけるきっかけになれれば嬉しいです。

広島グルメ 酒と飯
運営事務局一同