酒と飯インタビュー×料理長

インタビュー×二毛作

広島電停『白島駅』から徒歩3分のところにある和食、割烹料理『二毛作』。白島で37年目に入る老舗です。本日はオーナーの林 洋介様にインタビューさせていただきました。

お店:二毛作
住所:〒730-0004 広島県広島市中区東白島町10-8
SNS:https://www.instagram.com/2mousaku_sakanaya/

Q. 飲食店を始めようと思ったきっかけは?

母が小料理屋をしており、そのお店を継がせていただきました。母が16年して、私の代で21年になり、現在37年目になります。母のときは、おばんざい、家庭料理のお店をしていましたが、私の代からは旬の野菜と魚をつかった和食のお店でしております。

Q. お店のおすすめの料理はありますか?

季節ごとに旬の食材を使った創作料理を用意しています。 例えば、夏には鮎そうめんをしています。鮎そうめんは、鮎を丸ごと一匹食べれるように調理し、鮎をくずしながらそうめんを食べてもらう料理です。夏が来るたびに鮎そうめんの季節だね。とお客様がお店に足を運んでくれます。季節ごとに旬の食材を使いお客様が楽しみにして来ていただける料理をご用意してお待ちしております。

Q. 料理の盛り付けも楽しませてくれます。どちらからアイデアを?

食べ歩きが好きで、コロナ禍の前は福岡、東京のお店をリサーチしてよく食べに行っていました。そこで出会った素敵な料理を見ながら、自分だったらどのような工夫ができるだろうと考えて、自身の料理に活かしています。

食べ歩きをするようになったのにはきっかけがございまして、昔、お世話になっている先輩から『お店を休んでも食べに行った方いいよ。休む勇気がないお店ほど衰退していっている。思い切って休んで、食べ歩きをしてごらん。』とアドバイスをもらいました。その言葉がきっかけで、予定を調整しながらお店を休み、県外にご飯を食べに行くようになりました。そこからたくさんのお店、料理との出会いがあり、自分の中の引き出しが増え始めました。その先輩との出会いが料理人として大事な転機になりました。

Q. お店の中で大事にされていることはありますか?

言葉にしづらいのですが、お店の中の空気、活気は大事にしています。お客様がいなくてもいつでも来られてもいいようにお店に活気が出るように気を付けています。

特にトイレはどれだけ忙しくても1時間に1回、掃除をするようにしています。トイレは自分の目が行き届かない場なので、せっかくのお食事中に汚れたトイレでお客様に嫌な気持ちにさせないように、見えないところほど気を配り、気持ちのいい時間を提供できるようにしています。

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